ご家庭に「勉強部屋」はありますか?
子どもたちは、自分の部屋を「勉強部屋」とは認識していません。なせなら自分の部屋には当然のように,「テレビ」・「マンガ」・「ゲーム」などの遊び道具が盛りだくさんのため,「勉強できる環境」には程遠い状態になっているからです。「遊ぶ」ための部屋で「勉強」できる子どもなんていません。お母さんが「自分の部屋で勉強しなさい!」といくら叫んだところで,子どもたちは勉強できないのです。まず「環境」を整えましょう。
つぎに「やり方」です。子ども達が不幸なのは,たいていの指導者は「答え」を教えてくれるだけで,「やり方」は教えてくれないことです。「答え」を教えれば教えるほど,子どもはダメになっていくことを指導者がわかっていないのです。子どもに教えなければならないのは「やり方」です。「答え」にたどり着くためにどうすればよいのかを,子ども自身が自分の脳みそを使って考えなければなりません。
勉強とは気づかせて行動を起こさせることです。本人がその気にならなければ,何を語りかけても,指導者の自己満足以外の何ものでもありません。大切なことは,「これで調べてみたら……」,「こうしてやってみたら……」と教えることです。はじめはすぐに答えにたどり着かなくても,繰り返して練習するうちに,「ここまでは分かったから,このあとどうしたらよいかを聞けばいい。」ということに気づきます。
指導者に最も大切なことは,温かい眼差しで子どもを見守り,信じて待つことなのです。
勉強しないのは「環境」と「やり方」が整っていないからです。当塾では「本当に集中できる学習空間」を提供しています。